理事長対談 Jacky Tsang氏(JCIアイランド理事長)

仙台から世界へ!

■今年、アイランドJCと仙台JCは姉妹提携30周年を迎えました。

大髙:お久しぶりです。本日はお時間をいただきありがとうございます。8月に仙台にきていただきましたが、年内にまたお会いすることができて、とても嬉しいです。

Jacky:仙台に行った際には、たくさんの良き思い出をありがとうございました。世界会議の場で、またこうやって友情を深めることができて、嬉しいです。

大髙:今年、私たちは姉妹締結30周年を迎えることができました。メッセージをいただけますか。

Jacky:この場をお借りして、1994年に姉妹提携を結んでくださった先輩方に感謝の意を表したいと思います。これまで、私たちは頻繁に交流や訪問を重ね、絆を深めてきました。アイランドJCを代表して、私たちの大切な姉妹提携の30周年をお祝いできることを大変光栄に思います。この節目は、私たちの絆の強さだけでなく、これまで共に歩んできた素晴らしい道のりを象徴しています。私たちの姉妹提携は、両団体にとって刺激と成長の源でした。数々の交流や共有した経験を通じて、お互いの文化や価値観への深い理解と敬意を育むことができました。これらの交流は、メンバーにとって貴重な学びと成長の場となりました。これまでの成果を振り返りながら、未来に向けても期待と希望を抱いています。私たちには、これからもリーダーシップを育み、地域社会にポジティブな変化をもたらすために共に取り組む多くの機会が待っています。この協力と友情の精神を通じて、さらに大きな成功を収めることができると確信しています。仙台JCの皆さま、これまでの揺るぎないご支援と献身的な取り組みに感謝いたします。この相互尊重と友情の基盤をもとに、これからも多くの素晴らしい年を共に築いていきましょう。

 

大髙:私も、この節目の年に理事長として皆様をお迎えできたことを大変光栄に思います。それもひとえに、30年間途切れる事なく友情を繋いでくださった先輩諸兄姉のおかげであります。私たち世代がさらに友情を深めることで、次代に繋いでいきたいと考えています。また、私たちの友情が世界平和の一助となれれば幸いです。

 

■8月に仙台にて交流会を開催しました!!

大髙:コロナの影響もあり、なかなか直接的な交流を行うことができていませんでしたが、今年は8月に仙台に来ていただいて、私たちの誇りある事業である仙台七夕花火祭への参加をはじめ、多くの交流を行うことができました。いかがでしたでしょうか。

 

Jacky:アイランドJCを代表して、仙台JCの皆さまに感謝申し上げます。今回の訪問においてご準備いただき、心からのおもてなしをしてくださったことに深く感謝しております。訪問中、私たちは仙台七夕花火祭に参加する光栄な機会に恵まれました。皆さまの献身的な姿勢や、歴代理事長や特別会員の皆さまからのご支援を目の当たりにし、大いに感銘を受けました。

大髙:ありがとうございます。仙台七夕花火祭は、今年で55回目の開催を迎え、夏の風物詩として仙台(まち) に根付き、愛される事業となっています。仙台の夏の魅力としてだけではなく、仙台JCが行っている事業としてご参加いただけたことが嬉しいです。

Jacky:さらに、翌日以降も、メンバーの皆さまは元気いっぱいに私たちを観光スポットへ案内してくださり、その熱意と親切さに心から敬意を抱くとともに、仙台JCの皆さまのおもてなしに感動しました。この交流を通じて、JCスピリットがさらに強まり、両団体の絆が深まったと確信しています。言葉の違いがある中でも、私たちの訪問は、大髙理事長の掲げるスローガンでもあるHappiness!と笑顔に満ちたものとなりました。

大髙:皆さまに仙台(まち)の魅力と、私たちメンバーの魅力を感じていただくことができて幸いです。私たちもアイランドJCの皆さまが仙台JCへお心を寄せていただいていることを感じました。4日間を通して、言葉がなかなか通じない中でも、友情を深めることができたと私たちも感じています。

Jacky:仙台JCと30年間の姉妹提携を共有できていることを誇りに思います。仙台JCの皆さまには、ぜひ香港にお越しいただきたいと心から願っています。団体としてでも個人としてでも、アイランドJCのメンバー一同、今回私たちが仙台で経験した高い水準のおもてなしを皆さまに提供できることを楽しみにしております。

大髙:ありがとうございます。次回は多くのメンバーで、香港に伺いたいと思います。楽しみにしています。
 

 

■姉妹JCとしての、今後の展望

大髙:改めてとはなりますが、これから先も、アイランドJCと仙台JCの友情を深め、お互いの発展に向けて良い関係性を築いていきたいと考えています。

Jacky:JCIの一員であり、地域のローカルチャプターのリーダーとして、組織の独自の構造を活かし、メンバーに最大限の価値を提供するべきだと考えています。JCIの「I」は、国際的な視野、文化交流、ビジネスネットワーキング、そして友情の構築をメンバーに提供するものだと信じています。チャプター間で定期的な訪問を提案します。これにより、メンバー同士がより親しくなり、姉妹関係の価値を本当に実感できるようになるでしょう。毎年、チャプターの就任式や次期理事会選挙、周年記念のイベントを開催していますが、公式な活動に加えて、地元のお祭りに参加するなどカジュアルな訪問も行い、友情を深めていければと思います。

大髙:これから、仙台―香港間の直行便も就航しますので、さらに交流を深め、お互いのまちの活性化に繋げてまいりたいですね。今回、来仙していただいたことで、私たちの今後の交流に向けて一歩踏み出すことができました。私たちメンバーだけでなく、市民間の交流や、地域間の交流にも繋げてまいりたいですね。

Jacky:プロジェクトの交換や共同開催も良い方法であると考えます。これにより、メンバー同士だけでなく、地域社会や異なる世代の若いリーダーたちとも関係を広げることができ、積極的な市民意識を育むことができます。こうした取り組みを進めることで、チャプター間の友情はさらに強固で大切なものとなるでしょう。

大髙:とても嬉しいお言葉をありがとうございます。私たちの友情を起点に、JCだけでなく地域発展に向けて手を取り合い、頑張ってまいりましょう。